借り換え体験記の最近のブログ記事
住宅ローンを借り換えると決めてから最初にしたことは、借り換えられる住宅ローンにはどういうものがあるのかをインターネットで調べることでした。
調べてみて初めて、借り換えには専用の借り換えローンというのがあることがわかりました。
どこでどのような借り換えローンを扱っているのかは「借り換え ローン 比較」や「住宅ローン金利比較」で検索してヒットしたサイトをいくつか見て調べました。
金利、優遇金利、金利タイプ、借り入れ可能期間、借り入れの最長年数などが一覧になっていてとても参考になりました。
我が家で借り換えるのは長期固定と決めていました。借り換え前のローンの残年数は25年。これだけの期間を固定金利で借りられるところを探すことにしました。
実際に検索してみると全期間を固定金利というよりも、一部固定金利、変動金利の商品のほうが多くて、私達が考えていた25年全期固定の条件で借り入れができるところがそう多くはないことがわかりました。フラット35は中古で地区年数が経っている我が家での利用は難しい部分もあり、銀行が独自にだしているローンのほうがよさそうだということになりました。
一口に全期間固定といっても銀行によって優遇金利が違うので、返済シュミレーションで何%の金利で月々の返済額がいくらになるのかも調べました。その額から最高で何%くらいまでの金利なら借り換えることができるかの目安をつけて返済可能な金利のローンを選ぶことにしました。
そして借り換えにかかる諸費用についてもシュミレーションをしてみました。保証料は借り換え前のローンで前払いしている分の保証料が払い戻されるのでそれを充当すれば負担が軽くなることがわかりほっとしました。保証料が必要のないローンもあって手数料も商品によって違うことがわかりました。
こうやってインターネットで調べていって、利用できそうな銀行が絞り込めたので、各銀行のサイトをみて借り換えローンの内容をくらべました。資料の請求をまとめてできるようになっているサイトもあってそれを利用しようかとも思ったんですけど、この時期はあれよあれよという間に金利があがっていたので、届くのを待ってる数日も惜しい気がして、一つ一つホームページをチェックしました。
優遇金利、キャンペーン特典、特定の病気の特約がついている、など特色のあるものが多く、ここでどれにするかすごく迷いました。
まずは金利を優先、と最初は思っていたのですが、手数料をかけて借り換えるんであれば今までのローンよりも何かメリットがあるほうがいい、という主人の意見でこれからの自分達の生活にどのローンが一番メリットがあるか、ということを考えて選ぶことにしました。
子ども達がまだ小さいこと、今後の返済期間が25年と長いことから病気なったときに返済が不要になる特約がついているものがいいのではないか、ということになりました。そして、支店が市内にあるか、繰り上げ返済に手数料が必要か、ATMが利用しやすい場所にあるか、なども比較し、借り換えをする銀行の候補を2行にしぼりました。ただ、サイトを見ただけではローンの詳細がよくわからないので、まずは銀行で話を聞いてみることにしようということになりました。
2行うちの1行が土日もローン相談をしていたので、予約をとり家族で話を聞きにいきました。特約の詳しい内容もわかり、返済のプランも月々の返済額とボーナス払いの組み合わせを数種類か提案してくれたので、借り換え後の返済イメージがつかめました。
借り換えの情報はやはり専門家が一番よくわかっているので、ある程度自分で調べたら申し込むまえに直接店舗で相談をするとよいと思います。私達はこの時点でここで借り換えをしようという気持ちが固りました。
借り換えをする銀行を決め、借り換えるローンの種類もきまりました。それでも実際に申込みをするにまだ決めることがありました。それは返済プランです。
何年間のローンにするか、月々の返済額をいくらにするか、ボーナス払いをどうするか、といったことです。
金利が低くなるのであれば、年数を減らすということもできたのですが、変動金利から固定金利への借り換えで金利は高くなるので、返済年数は現在のローンの残年数と同じ25年にするということはすぐに決まりました。そして、25年返済の返済プランを何種類か銀行で試算してもらいました。
まずは、現在の返済額と同程度になるようになるプラン。
これだと、月々の負担は変わらないけれどボーナス払いの負担がぐっと大きくなります。
次に、ボーナス払いを現在の返済額と同程度にしたプラン。
月々の返済額は増えるけれど、なんとかなる範囲。ただ、ボーナスはこの先も支給される保証がないので、できれば借り換えをする機会にできるだけ少なくしたいと考えていました。
それで、次に計算してもらったのはボーナス払いをなしで返済するプラン。
これだと月々の返済額が3万近く増えることになるのでかなり家計の負担が大きくなってしまいます。
2番目のプランにするか、末子が小学校にはいれば私が働けるようになるので、それまでの間をなんとかしのぐことで3番目のプランにするか・・・・迷っていると銀行から4番目のプランを提示されました。
それは固定金利と変動金利の2本のローンにわけて借りるというもの。金利が上昇しているとはいえ固定金利より変動金利のほうが1%以上安いので、ボーナス払いに当てる分を変動金利で組むと毎月の返済額が固定金利のみでボーナスばらいよりも安くなるというのです。
試算をしてもらうと固定金利、ボーナス払いなしのプランよりも5千円ちょっと月々の返済額が少なくすむことがわかりました。
ボーナス払いを併用するか、ミックス金利でローンを組むか、とても迷いました。せっかく借り換えるのであれば今後の生活にプラスになる要素があったほうがいいと考え、最終的にミックス金利を選びました。ボーナス払いがないというのは気持ちの上で負担が軽くなるし、この先の返済のリスクも軽くなるメリットを優先しました。
変動金利のリスクも心配だったのですが、借入額の2割弱なので、借り換え前のローンに比べると金利上昇時のリスクは少なくなると判断しました。
そして、いざ、申込み。
銀行から提示された必要書類は印鑑証明、住民票、源泉徴収表、公図、登記簿謄本、売買契約書などたくさんありました。公図などは銀行にお願いして用意してもらうこともできますが、自分で取りにいけるのであればそのほうが割安です。我が家では私が書類をそろえました。
銀行にローンを借り換えるという意思を伝えてから、実際に申込みの書類を提出するまでに1週間かかりました。源泉徴収表を会社から発行してもらったり、市役所や法務局にいったり、売買契約書や重要事項説明書など棚の奥にあった書類を引っ張り出してきたりと、この間はとてもあわただしく過ぎていきました。
でもこれで申込みをしてもすぐに借り換えできるわけではなく、審査が通ったあとで始めて借りるとこができるようになるんです。
申込みは借り換えをするための最初の1歩であって、このあと、実際に借り換えが完了するまでまだまだ時間がかかりました。
そして金利は申込みをした時点ではなく、実際に借り入れを行う時点の金利が適用されます。
手続きの間に金利が変動してしまう可能性があるので、金利の動向が気になりましたが、申しこんでしまった以上、運を天にまかせる気持ちでした。
さて、申し込みの後は審査です。
審査はおそらく大丈夫といわれていましたが、結果が出るまではやはり心配でした。数日で銀行から結果の連絡の電話がかかってきました。審査で一つだけ問題があったというのです。
我が家は中古住宅で購入時には増築がしてありました。その増築部分が未登記のため、登記をするという条件がついた、ということでした。
最初のローンの時には特に問題にならなかったのと、3畳ほどの小さな建て増しだったので未登記ということは知っていましたがあまり気にしていませんでした。そのままにしておくのはよくないと思っていたし、いずれ登記をしなければいけないと思ってもいたのですが、借り換えの審査で問題になるとは思っていませんでした。
ですが、登記をしないと審査がとおらないし、登記はしておく必要のあるものなので、この機会に登記をすることにしました。登記をするためには費用がかかります。ここで、申込み時に提示された手数料の試算外の約10万の支払いが生じることになりました。予想外の出費でしたが本来であれば住宅の購入時にかかっていた費用なので仕方がありません。増築分の登記の手続きをおこないました。登記も銀行にお願いをしたので借り換え諸費用に含めて登記手数料を支払うことになりました。
住宅ローン借り換え審査が無事終了
これで審査が無事に通り、そして借り換えローンを組めることが決まりました。ローンの金利はこの時点の金利が適用されました。
申込みと同じ月であったため試算のときと同じ金利が適用されほっとしました。借り換えローンが組めることが決まってから、現在住宅ローンを借りている銀行に完済することを連絡しました。借り換えによる返済であることを伝えると、銀行で必要な手続きについて詳しく説明をしてくれたのでこちらの手続きは簡単に終わりました。
ここまで終わったところで、いよいよ融資を受ける日にちが決まり借り入れ元の銀行にも全額繰上げ返済をする日にちの連絡をおこないました。同じ日に抵当権の抹消と抵当権の設定を行う必要があるためきちんと日にちを合わせる必要があるそうです。
我が家では、諸費用は借り換えローンに含めず自己資金での支払いにしたので、借り換えローンの総額から手数料を差し引いた額が繰り上げ返済資金として借入先の銀行に振り込まれまれることになりました。そのため、この日までに諸費用分を借入先の口座に入金しておく必要がありました。そうでないと残高不足で全額返済ができなくなってしまいます。
諸費用の半分を占める保証料は、全額繰上げ返済するローンの見経過分の保証料が戻ってくるので、ほとんどそれでまかなえるのですが、振り込まれるまでに約1ヶ月かかるとのことで一旦は自己資金で全額払わなければなりませんでした。このことはローンの手続きで諸費用の支払いを自己資金と決めたときに銀行から説明があったので諸費用分の資金は事前に用意をして振り込んでありました。
戻ってくる保証料を差し引けば最終的に諸費用の負担は30万強だったのですが、保証料が戻るのが遅いため借り換えに必要な資金と最終的な諸費用の負担額が異なり、我が家の場合は借り換えをおこなうために約70万の自己資金が必要でした。
融資が実行される日には、まず全額繰上げ返済をする銀行に行って、完済を確認し抵当権抹消の書類を受け取りました。そしてこの抵当権抹消の書類をすぐに借り換え先の銀行に届けました。これで、借り換え先の銀行で抵当権を設定してもらい、ようやく借り換えが完了となりました。
借り換えを決めて銀行に行ってから完了まで約1ヶ月。途中で登記をすることになったこともあり、あわただしく手続きをしたのであっという間でした。この選択がよかったかどうかということよりもまずは借り換えが無事に終わって本当にほっとしました。
住宅ローンの借り換えをしてよかったと思うのは、将来の設計を考えるきっかけになったということです。借り換えをした後に金利が下がったので、資産形成の面からみるといい借り換えであったといいきれないんですが、今後の生活にとってはプラスになったと考えています。
あのまま全額変動金利で借りていたら金利の動向に一喜一憂していたと思うし、いつ借り換えをするかのタイミングも考え続けるようで、気持ちの上ですごく負担になっていたと思うんです。
住宅ローンの借り換えをして今後の返済が安定したことで家計の計画も立てやすくなり、子ども達の成長にあわせて教育費などの出費が多くなる時期には月々どのくらいのお金が必要か、それを確保するためにはどうするか、といった具体的な将来の家計を考えられるようになりました。
住宅ローンを借り換えるきっかけはいろいろだと思いますし、借り換える目的も違うので一概にいえませんが、これから先の自分たちの生活にどんな住宅ローンが向いているか、借り換えをした方が長期的なメリットがあるか、ということを考えて借り換えをするかどうかを決めるといいのではないかと思います。
まずは住宅ローンの比較を
そのためには、まずどのような借り換えローンがあるのかをしっかり調べることが大切だと思います。新しいローンもでてくるので、こまめにチェックしながら、自分達のこれからの生活にプラスになるローンを選ぶと満足のできる借り換えができると思います。
今後の金利の変動に影響されない固定金利を選ぶか、利息の負担を軽くするために低金利のローンを選ぶか、残りの返済期間や年収、子どもの有無などにより借り換えに求めるメリットは違ってくると思います。そのメリットを最大限に高めてくれる借り換えをすると、たとえ金利の変動で少々見込みが違ったとしても満足できるのではないかと思います。
また、住宅ローンの借り換えの時には、月々の返済額、ボーナス払いの有無、返済期間といったことも見直しができるので、トータルで住宅ローンを見直すいいチャンスです。
我が家では変動金利ローンと長期固定ローンを組み合わせて借りたことで月々の返済負担が一気に増えるのを抑えてボーナス払いをなしにすることができました。
ボーナスは今後も支給され続ける保証もないし、会社の業績で変動しやすいので、ボーナス払いに頼っていることに不安を感じてので、月々の支払いのみのローンに借り換えられたことは本当によかったと思っています。
最初にローンを組んだ10年前とは社会の状況も変わってきているし、世帯年収も違ってきていたので、今回は金利の上昇がきっかけで借り換えをしましたが住宅ローンを見直す時期にきていたのかもしれないと思っています。いつか借り換えたいとおもっていても、本当にそのときに借り換えができる状況にあるかどうかわからないので、今回、借り換えようと思って実際に借り換えができたのはラッキーだった気がします。
主人は転職をしていて今回の借り換え時の勤続年数は7年ちょっと。勤続年数もローン審査の項目に入っていたので金利上昇が何年か早ければ、基準の年数に達していなくて借り換えができなかったかもしれません。
もし、転職を考えていて住宅ローンを組んでいる方がいたら、転職の前に現在返済しているローンと利用できる借り換えローンを比較して、借り換えのメリットがあると判断したら、転職前に借り換えをしないと審査が通らない可能性があるので注意が必要です。
住宅ローンの借り換えのタイミングはとても難しいですが、金利、家計の状況、今後の生活プランなどトータルで考えて今ならできる、と思ったときがいいタイミングなのかもしれないと思います。
